英語の偏差値を上げる方法(高校)
- youmetas
- 2017年12月21日
- 読了時間: 2分
高校生で英語がなかなか上がらないという生徒の体験授業をしていると、共通する部分があることに気がつきます。
それは、英文の精読をしていないということです。
びっくりすることに、学校ではきちんとした精読を指導しないし、塾でもそういう習慣は付けさせてもらえないようです。よくてスラッシュリーディング止まりです。
ここでいう精読とは、SVOの文型を中心に全文の文法をきちんと分析するということです。
外国人は、文法なんて気にしないじゃないかと思われるかもしれませんが、
文法知識なしで英語が読めるようになるには、相当の多読が必要です。
文法は、英文に繰り返しでてくるルールですので、ルールを覚えてしまった方が早く読めるようになります。
文法なんて、中学校、高校でやってるし当たり前じゃ・・・と思われるかもしれませんが、
文法の授業でやるルールと長文を読むときのルールが分断されてしまっているわけです。
成績がなかなか上がらない生徒は、特に中学校の時の文法がしっかり頭に入っていない可能性があります。
はっきり言ってしまえば、センター試験で使われる文法のほとんどが中学校の文法に毛が生えた程度です。中学校の文法がしっかり頭に入っていれば、あとは語彙力さえ身につければ、センターで簡単に8割以上取れます。
本当に中学校の文法は大切です。そしてそれをいかに高校の長文読解につなげられるかが成績アップの秘訣になります。
しかし、その両者をしっかり教えているところはほとんどないのが現状です。



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